マンションの撮影方法を考える

今回はマンションならではの写真撮影方法についてまとめていきます。

マンションの撮影においても、一部屋のみの撮影であれば、今までの記事をご覧頂ければ問題なく撮影できると思います。

□ 物件写真撮影方法まとめ

□ 【ポイントは2つのみ】簡単な室内写真の撮り方

本記事では新築や同時に2部屋以上の物件を撮影する際に、どのようにすれば効率的に・効果的に撮影が出来るのかを記載しております。

新築マンションや複数戸の撮影だと

「一気に多くの物件を撮影するのは疲れる・・・」

「一日で終わらせようとしても戸数が多いし、一人じゃ終わらない・・・」

「内覧会の際に撮影しようとしても、他のお客様と被ってしまったらいけないから余計に時間が掛かる・・・」

と感じる方は多いのではないでしょうか。

かと言っても、

『出来れば全部屋撮影して自社HP・検索サイトに情報を載せたい』

『しっかりとそれぞれの部屋の写真に載せたい』

という希望もあると思います。

そのような「一度に多くの部屋の写真を撮影しなければならない場合」にぜひご参考頂ければ幸いです。

それでは早速ポイントをまとめてみましょう。

基本編 無理に全部屋を撮影しようとしない。

いきなり何を言っているのかとお思いになる方もいるかもしれませんが、特に新築物件の場合、全ての部屋を撮影する事など相当な時間が掛かってしまいますし、あまりにも時間対効果・費用対効果が悪過ぎます。

『無理に全部屋を撮影しない事』が大前提必要な考えになります。

ではどの部屋を撮影すれば良いのでしょうか。

結論からお伝えすると、

【(出来れば)最上階の部屋タイプ全て+各部屋の窓からの景色】を撮影すればほとんどの場合必要分の写真は網羅出来ます。

どういう事かご説明致します。

1. (出来れば)最上階の部屋タイプ全て

例えば新築物件ですと、よくA〜Gタイプというように間取のパターンが決まっております。

大前提として、「全ての部屋を撮影しよう」と意気込むのではなく、『全ての間取タイプを撮影しよう』という考えに変えてみてください。

そうする事によって精神的にかなり楽になります。

自社HPや検索サイトに写真を載せる際は、キャプションに「同タイプ」と記載があれば、例え別階の写真を掲載していたとしても、「これと同じような部屋なのか」と情報としては全く問題無いレベルのものを提供する事が出来ます。

また、なぜ「(出来れば)最上階の部屋タイプ全て」かと申しますと、一般的に最上階の方が下層階よりも日当たりが良く、写真が綺麗に撮影出来るからです。

なので、日当たりが良い部屋があれば、無理やり最上階で撮影しなくても問題ありません。

2. 各部屋の窓からの景色

室内の写真撮影はワンフロアー分(最上階の部屋タイプ)で全く問題無いのですが、それだけの撮影では足りません。

各部屋からの窓からの景色がないと、「この部屋のイメージは十分わかったけど、日当たりや景色はどうなんだろう」という疑問を拭う事が出来ません。

また、接客でも窓からの景色写真があるかないかだけで、案内のしやすさが変わりますのでぜひ撮影してみてください。

戸数が少なければ全ての部屋の景色を撮影する事をオススメしますが、戸数が多い場合は後述の「角階・角方位の窓からの景色」を参考ください。

ここまでが基本編となります。

ただ、「この基本編だけでもかなりの時間が掛かってしまう」という方もいらっしゃると思います。

そこで、下記より応用編として、より効率化を図った考え方を記載致します。

基本編だけでは足りないと感じた方はぜひご覧ください。

応用編① 反転タイプの写真は無理に撮影しようとしない

基本編にて「タイプ別に全ての間取を撮影する」とお伝えしましたが、撮影しなくてもあまり問題にならないケースもあります。

それは『反転タイプの間取があれば、その間取は撮影しない』です。

例えば、A-1,A-2,B,C-1,C-2,Dタイプ、計6タイプの部屋があるとします。

○-2というのは、○-1の反転タイプの間取です。

この場合、撮影すれば良いのは、A-1,,B,C-1,Dタイプ、計4タイプとなります。

なぜなら、反転タイプというのも同タイプ別部屋と同じように、キャプションに「反転タイプ」と記載してしまえば、簡単に実際に検討している物件イメージする事ができるからです。

反転タイプを撮影しないだけで、かなりの時間短縮になりますので、ぜひご検討ください。

応用編② 水回りや間取が同じであれば無理に撮影しない

分譲タイプのマンションだとよくあるのですが、水回りが全て同じ配置の部屋や、洋室の一部が別部屋と完全に同じだったりする事があります。

こういう間取があった場合は、別部屋の写真で代用が効くので、時間が無い場合には撮影しない事も可能です。

ただ、撮影するしない・被っているいないというのは、撮影に慣れていないと、また多くの物件を見ていないと難しい部分もありますので、必ず意識するというよりも時短の一つのやり方くらいに覚えておいて頂くと良いかと思います。

もちろん、出来ればそれぞれの部屋タイプをしっかりと撮影するのが良いので。

応用編③ 各階・各方位の窓からの景色

最上階の部屋タイプは全て撮影するにしても、全ての景色を撮影するのはあまりにも面倒・・・。

なんて方には、応用編③が非常にオススメです。

全ての部屋の景色を撮影する理由としては、

・日当たりがどうなっているか

・景色がどうなっているか です。

つまり、その部屋(例えば7階701号室とします)の景色写真が無くても、隣の部屋702号室と景色・日当たりともにほとんど変わらなかった場合、702号室の景色写真があれば701号室の代用となります。

正直なところ、高層階でバルコニーが同じ方角を向いている+階数が同じ部屋の場合は、日当たり・景色ともにあまり変わらない事が多いので、各階につき1枚でも問題ありません。

ただ、バルコニーの方角が違うと、絶対的に景色も変わりますので、そう言った部屋がある場合は、その方角へ向いている景色も撮影する必要があります。

もちろん、下層階でも日当たりや景色にあまり変わりがなかったら全ての部屋の景色を撮影しなくても大丈夫ですが、下層階の場合は、正面の建物状況が変わってくるケースが多々ありますので、201号室では景色よかったけど203号室では正面に建物があってあまり日当たりが良くない…なんてこともあり得ます。

だからと言って全ての部屋の景色を確認する必要はなく、撮影前に撮影予定建物の周囲をぐるっと一周回って頂ければ、「周囲に何階建ての建物があるから○階くらいからは気を付けないと」と念頭に置きつつ撮影に入れば十分かと思います。(もちろん慣れはありますが)

以上、基本編・応用編の説明でした。

ぜひ複数戸・新築マンションなどを撮影する際はご参考頂ければ幸いです。